目次
目次
- はじめに
- ごみ持込みの基本概要
- 持込み可能なごみの種類と区分
- 持込みの流れと手順
- 4-1. 家庭系ごみ
- 4-2. 事業系ごみ
- 4-3. 火事跡ごみ
- 4-4. 災害ごみ
- 各区・工場の担当と連絡先一覧
- 持込みに関するQ&A
- まとめ
はじめに
大阪市では、市民や事業者が自らごみを処理施設へ持ち込む「自己搬入制度」を設けています。本ページでは、ごみの種類別の持込み方法や注意点、手数料、予約方法などを、表や具体例を交えて詳しく解説します。家庭ごみ、事業ごみ、火事跡ごみ、災害ごみ、それぞれの流れや必要書類、手続きなど、初めての方でも分かりやすくまとめました。
ごみ持込みの基本概要
項目 | 内容 |
---|---|
持込み対象 | 大阪市内在住の方・市内事業者 |
手数料 | 10kgごとに90円(現金払い) ※火事跡・災害ごみは条件により免除あり |
予約 | 必須(電話予約) |
受入時間 | 9:00~11:00、13:00~15:00 |
受入曜日 | ごみの種類による(後述) |
持込車両 | 4トン車まで、1日1回1台 |
注意事項 | 車検証持参、飛散防止、分別徹底、持込不可品目あり |
持込み可能なごみの種類と区分
区分 | 例 | 受入曜日 | 免除制度 | 主な注意点 |
---|---|---|---|---|
家庭系ごみ | 普通ごみ、粗大ごみ | 火・水・木・金 | なし | 事前予約、分別、1日1回1台 |
事業系ごみ | 事務所ごみ、小売店ごみ | 火・金 | なし | 臨時/継続搬入で手続き異なる |
火事跡ごみ | 火災で出たごみ | 月~土 | 15トンまで免除 | り災証明、現場確認 |
災害ごみ | 天災で出たごみ | 月~土 | 全量免除 | 被災証明、現場確認 |
持込みの流れと手順
4-1. 家庭系ごみ
受入曜日・時間
- 火・水・木・金(祝日・年末年始除く)
- 9:00~11:00、13:00~15:00
手順
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. 予約 | 前日までに担当施設へ電話予約 |
2. 持込み | 予約日に本人が車で持込(4トン車まで・1日1回1台) ※ダンプ以外は2人以上で搬入推奨 |
3. 支払い | 10kgごとに90円、現金払い |
4. 注意 | 車検証持参、飛散防止、分別、不可品目持込不可 |
持込不可品目(一例)
- 資源化可能な紙類(焼却工場への持込禁止)
- 家電リサイクル法対象品(テレビ・冷蔵庫等)
- 危険物(ガスボンベ、バッテリー等)
4-2. 事業系ごみ
受入曜日・時間
- 火・金(祝日・年末年始除く)
- 9:00~11:00、13:00~15:00
手順(臨時搬入)
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. 予約 | 前日までに担当施設へ電話予約 |
2. 持込み | 予約日に本人が持込(4トン車まで・1日1回1台) |
3. 支払い | 10kgごとに90円、現金払い |
4. 注意 | 車検証持参、飛散防止、分別 |
継続搬入(定期的に持込む場合)
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. 申請 | 「継続搬入申出書」等を環境事業センター等に提出 |
2. 審査・承認 | 要件審査後、ICカード貸与 |
3. 持込み | 予約不要、台数制限なし |
4. 支払い | 月ごとにまとめて支払い |
4-3. 火事跡ごみ
受入曜日・時間
- 月~土(祝日・年末年始除く)
- 9:00~11:00、13:00~15:00
手順
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. り災証明取得 | 消防署で「り災証明書」発行 |
2. 現場確認・免除申請 | 環境事業センターに連絡、現場確認と手数料免除申請(15トンまで) |
3. 予約 | 前日までに担当施設へ電話予約 |
4. 持込み | 予約日に持込(本人または委託業者) |
5. 支払い | 15トンまで免除、超過分は10kgごと90円 |
4-4. 災害ごみ
受入曜日・時間
- 月~土(祝日・年末年始除く)
- 9:00~11:00、13:00~15:00
手順
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. 相談 | 環境事業センターへ事前相談 |
2. 現場確認・免除申請 | 被災証明書を添えて免除申請 |
3. 予約 | 前日までに担当施設へ電話予約 |
4. 持込み | 予約日に持込(本人または委託業者) |
5. 支払い | 全量免除(免除申請が必要) |
各区・工場の担当と連絡先一覧
区(ごみ発生区) | 担当処理施設 | 電話番号 |
---|---|---|
北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区 | 西淀工場 | 06-6472-3000 |
福島区・此花区 | 舞洲工場(破砕設備) | 06-6463-4153 |
天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区 | 平野工場 | 06-6707-3753 |
都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区 | 東淀工場 | 06-6327-4541 |
大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区 | 住之江工場 | 06-6686-8000 |
(他工場の状況により持込みの場合あり) | 八尾工場 | 072-923-4226 |
年末年始の受入日
区分 | 年末最終受入日 | 年始受入開始日 |
---|---|---|
家庭系ごみ | 12月27日 | 1月8日 |
事業系ごみ | 12月27日 | 1月10日 |
火事跡ごみ | 12月31日 | 1月4日 |
持込みに関するQ&A
Q1. 予約は必須ですか?
A. はい、すべてのごみ区分で事前予約が必要です(継続搬入は除く)。
Q2. 手数料の支払い方法は?
A. 持込み当日に現金で支払います。
Q3. どんなごみでも持込めますか?
A. 持込不可品目があります。家電リサイクル法対象品や危険物、資源化可能な紙類などは不可です。詳しくは「受入基準」をご確認ください。
Q4. 免除申請は誰でもできますか?
A. 火事跡ごみはり災者、災害ごみは被災者が、証明書を添えて申請することで手数料免除となります。
Q5. 持込時の注意点は?
A. 車検証持参、飛散防止、分別徹底、1日1回1台(4トン車まで)などがあります。
Q6. 予約がいっぱいの場合は?
A. 希望日に予約できない場合がありますので、早めの予約をおすすめします。
まとめ
大阪市のごみ自己搬入制度は、市民や事業者が自らごみを適正に処理するための重要な仕組みです。家庭ごみ・事業ごみ・火災や災害ごみなど、区分ごとに持込み方法や必要書類、手数料、予約方法が異なります。特に火災や災害時には免除制度もあり、被災者の負担軽減に配慮されています。
持込みの際は、必ず事前予約を行い、分別や飛散防止などマナーを守ってください。持込不可品目や手続きの詳細は、担当処理施設や環境事業センターにご確認を。大阪市の環境保全と快適な暮らしのために、正しいごみの持込みにご協力をお願いします。
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