名古屋市で大型ごみや通常ごみを直接処分したい方や、自宅まで回収に来てもらいたい方のために、「ごみ持ち込み」と「戸別収集」の両方の方法や流れ、必要な予約や料金、注意点などを分かりやすく解説します。どちらが自分に合っているのかも比較できるので、引越しや大掃除、お片付けの際にぜひ参考にしてください。
名古屋市でゴミを直接持ち込むには?施設、受付時間、持ち込み方法を解説
名古屋市では、ごみ処理施設へ不用品や家庭ゴミを自分で搬入することができます。事前手続きや分別、持参方法に注意が必要ですが、タイミングを選んで自己搬入できるメリットがあります。[4]
ゴミの持ち込みの基本的な流れ
- 発生区の「環境事業所」で受付手続きを行う(ごみを積んだ状態で来庁)。
- 指定の処理施設まで車で運ぶ。
- 施設でごみの重さを測定し、手数料を支払って自己搬入。[4]
ゴミの持ち込み先の施設
主な搬入先は「大江破砕工場」や「愛岐処分場」など区ごとに決められた施設です。
- 施設ごとに受付時間や混雑状況が異なります。
- 受付時間は平日午前8時〜正午・午後1時〜各区ごとの終了時間。
- 土日搬入不可で、祝日は通常より混み合います。[4]
ゴミの持ち込みの予約方法
搬入の予約自体は不要ですが、必ずごみの発生した区の環境事業所で受付が必要です。
- 受付時間も区ごとに違うので事前に確認しましょう。
- 環境事業所で受付後、処理施設へ搬入可能。[4]
ゴミの持ち込みの料金と支払い方法
- 料金は「10kgごとに200円」。
- 支払いは現金のみで、施設で計量後に精算します。
- 受付から搬入、支払いまでを全て施設の受入時間内に行う必要があります。[4]
ゴミの持ち込み可能な種類と注意点
- 「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」は分けて持ち込みが必要。
- ひも状や長尺物は規定の長さへのカットや結束が必要。
- 小型家電リサイクル品、資源化物(紙・缶・ペットボトル等)、家電リサイクル対象品、パソコンは持ち込み不可。[1][4]
- 透明または半透明の袋を使用。
ゴミの持ち込みできないものの例
- 家電リサイクル4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)
- パソコン
- 産業廃棄物
- 消火器、バッテリー、タイヤ、ピアノ、大型温水器など。[3][1][4]
- 資源化可能な紙類やスプレー缶
- 発火・有害物質含有品
ゴミの持ち込み時のよくある質問
Q. 車以外(徒歩・自転車)で搬入できる?
A. 車両での搬入のみ可能です。[4]
Q. 予約不要?
A. 施設への予約は不要ですが、必ず環境事業所で受付が必要です。[4]
Q. 金額はいつ・どこで払う?
A. 搬入施設で計量後、現金払いです。[4]
ゴミの持ち込みのメリット・デメリット
メリット
- すぐにごみを処分できる。
- 大量のごみでも対応。
- 希望するタイミングで搬入可能。[4]
デメリット
- 自分で分別・運搬・前処理が必要。
- 平日しか搬入できず、混雑時は待ち時間が発生。[4]
名古屋市で戸別収集を申し込むには?
ご自宅前など指定場所まで来てもらえる「戸別収集」は、粗大ごみ(30cm角以上)に該当する品が対象です。事前にインターネットや電話で申し込みが必要です。[2][1]
戸別収集の基本的な流れ
- 申し込み時に「品目・点数・大きさ」を伝える。
- 指定の「収集日」を伝えられる。
- 手数料納付券をコンビニ等で購入し、シールを貼って収集日に指定場所へ出す。[2][1]
戸別収集の予約方法
- 【ネット】:24時間受付、収集日の7日前が締切。
- 【電話】:0120-758-530(携帯は052-950-2581)、平日9時〜17時(年末年始除く)。[1][2]
戸別収集の料金と支払い方法
- 品目・サイズごとに「250円/500円/1000円/1500円」の4段階。[3]
- 粗大ごみ処理手数料納付券(シール)は市指定のコンビニやスーパー等で購入。[1]
- シールに氏名または受付番号を記入し、品目ごとごみの見やすい位置へ貼付。[2][1]
戸別収集が可能なゴミの種類と注意点
- 30cm角を超える家庭から出る大型ごみ。
- 品目によっては例外で収集対象外(例:鍋、ざる、じょうろ等)あり。[2][1]
- 収集日は月1回、地域ごとに異なる。[1]
戸別収集できないものの例
- 家電リサイクル対象のテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機
- パソコン
- 産業廃棄物
- ピアノ、消火器、バッテリー、タイヤ、オートバイ、大型浴槽など。[3][2][1]
戸別収集のよくある質問
Q. 申し込み後の品目追加はできる?
A. 収集日の7日前まで受付。[2]
Q. キャンセルや点数減少は?
A. 収集日の前日まで可能。[2]
Q. 支払い方法は?
A. 事前に納付券(シール)購入し、ごみへ貼付。[1][2]
戸別収集のメリット・デメリット
メリット
- 大きな荷物も運び出し不要で自宅付近から簡単に処分。
- 車がない、少量でも利用しやすい。[1][2]
デメリット
- 収集日が指定されるので即日対応できない。
- 申し込みから回収までやや日数がかかる。[2][1]
戸別収集とゴミ持ち込みの比較
方法 | 手間 | 料金 | 処分までの速さ | 大量処分 | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|
持ち込み | 自分で運ぶ | 10kgごと200円[4] | 即日も可 | ◎ | 平日のみ、分別徹底 |
戸別収集 | 運び出し不要 | 250〜1500円/点[3] | 申込〜回収に日数 | △ | 日時指定不可、申込必須 |
ご自身の状況にあわせて、納得できる方法を選んでご活用ください。[3][1][2][4]
情報源
[1] 名古屋市:粗大ごみの分け方・出し方(暮らしの情報) https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/5-6-20-0-0-0-0-0-0-0.html
[2] 名古屋市粗大ごみインターネット受付|トップページ https://www.nagoya-sodaigomi.jp/eco/view/nagoya/top.html
[3] 粗大ごみ手数料のめやす(暮らしの情報) https://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000067275.html
[4] ご自分で処理施設に搬入する場合(自己搬入) https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/5-6-26-0-0-0-0-0-0-0.html