レンガの処分の仕方 ― 小学生でもわかる完全ガイド

red brick wall

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はじめに

みなさんの家や学校の近くの花だんや小道で、レンガを見かけたことがありますか?DIYやガーデニングが流行っていて、使わなくなったレンガをどうやって処分するか悩む人が増えています。
このページでは、小学生でもわかりやすくレンガの正しい処分方法を詳しく説明します。


レンガって何?どんなときにいらなくなるの?

レンガは、粘土や石などを固めて作るかたいブロックです。家や花だん、道などをきれいに作るときによく使われています。
でも、リフォームや片付けをしたとき、「もう使わない」「たくさん余った」と困ることも。


レンガはなぜ普通のごみに出せないの?

多くの自治体では、レンガは「可燃ごみ」や「不燃ごみ」、「燃えないごみ」などの家庭ごみとして捨てられません
その理由は、

  • とても硬くて燃えない
  • 壊しても粉々になりにくい
  • 特別な処理をしないと土にかえらない

こうした理由で「建築廃材」として分けられます。


レンガの処分方法まとめ(比較表)

方法費用労力メリットデメリット
自治体の方法で処分安いまたは無料自分で運ぶ安心・確実/費用が抑えられる場合が多い手続きが必要
不用品回収業者に頼む有料家まで来てもらえる/大量でもOK料金がかかる
ホームセンターで引き取る無料または有料自分で運ぶ買ったお店なら無料の場合も/相談しやすい事前問い合わせが必要
フリマアプリ・リサイクル手数料など手間が少しかかるおこづかいがもらえる/再利用で地球にやさしい売れないこともある
知り合いにゆずる無料近くの人限定無駄がなくエコ運ぶのが大変な場合も
DIYや工作で再利用無料楽しみながら思い出になる/新たな作品が作れるDIYに興味が必要

1.自治体の方法で処分する

まずは自分が住んでいる市役所や区役所、町の窓口に問い合わせましょう

  • エリアによって「粗大ごみ」として集めてくれるところもあります。
  • 申し込みや、ゴミ処理施設への持ち込みが必要な場合もあります。その場合、収集日や料金、持込方法をよく聞きましょう。

ポイント!

  • 市区町村のごみ出しルールがちがうので、まずネットや電話で確認!
  • 安全のため、手袋などをして運びます。

2.不用品回収業者に頼む

重いレンガをたくさん片付けたいときや、自分で運ぶのが大変なときに便利なのが「不用品回収業者」です。

やりかた

  • 電話やネットで申し込む
  • 家までトラックで回収しに来てくれる
  • 他の不要な物もまとめて一緒に片付けてもらえることも!

費用は?
1個あたり200円から400円くらいが多いですが、業者によって変わります。


3.ホームセンターで引き取ってもらう

レンガを買ったお店やホームセンターが引き取りサービスをしていることもあります。

  • 先にお店で「引き取ってくれますか?」と確認しましょう。
  • 購入した時のレシートがあると、スムーズです。
  • お店によっては無理な場合や、有料な場合も。

4.フリマアプリやリサイクルショップで売る

きれいなレンガや、珍しいデザインのレンガはフリマアプリ(メルカリなど)やリサイクルショップで売れることがあります。

コツ!

  • まとめ売りや、引き取りに来てもらう条件で出品すると送料が安くすみます。
  • 商品説明の写真をきれいに撮ろう!

5.知り合いやご近所さんにゆずる

ガーデニングやDIYが好きな人には、レンガをゆずると喜ばれることも。
学校や地域で声をかけてみるのもいいですね。


6.DIYや工作で再利用する

まだ使えるレンガは「工作」や「DIY」(自分で作る遊びや道具)で再利用!

  • たとえば…
  • 庭の花だんや道のふち
  • 椅子や台に変身
  • おしゃれなブックエンド、鉢植えの下敷きにも

処分方法ごとのメリット・デメリット

表:もう一度くわしく見てみよう!

方法メリットデメリット
自治体処分安心・正確・費用安い市区町村によってできない場合も
回収業者重い・大量でも楽に片付く費用がかかる
ホームセンター店舗なら安心・無料時あり断られる場合もある
リサイクル・フリマお金になるチャンス・地球にやさしい売れるとは限らない
ゆずる無料・エコ近くで欲しい人を見つける必要
再利用(DIYなど)自分で楽しめる・クリエイティブ手間やアイデアがいる

レンガをぽい捨てしたらどうなる?(注意点)

絶対にやってはいけないこと!

  • 空き地や公園などに勝手に捨てる「不法投棄」は法律で禁止されています。
  • 見つかったら5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金になるかもしれません。

きちんとした方法で処分しよう!


Q&Aコーナー

Q1. レンガは燃えないごみでいいの?
A1. 多くの場合、普通のごみとしては捨てられません。自治体に確認してください。

Q2. どの方法が一番やすい?
A2. 少量なら自治体やホームセンターが安い/無料です。大量なら業者依頼が確実。

Q3. リサイクルはできるの?
A3. できます!レンガは砕いて「再生砕石」などに生まれ変わり、道路工事や土木工事で使われることもあります。

Q4. 学校や公園で使ってもらえる?
A4. 状態がよくて安全なものなら相談してみてもいいですが、必ず先生や自治体に相談しましょう。


まとめ

  • レンガは普通ごみとして捨てられないことが多い
  • 市役所や業者、ホームセンター、リサイクル、譲渡など、様々な方法がある
  • ぽい捨ては絶対にNG。分からない時は大人や自治体に聞こう
  • 上手に処分して、地球もお家もスッキリさせよう!

あなたの地域や状況に合わせて、一番よい方法を選んでくださいね!

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