引越し梱包に欠かせないテープの種類と使い方徹底解説

person putting tape on a cardboard

目次

目次

  1. はじめに
  2. 引越し梱包でテープが重要な理由
  3. 引越し梱包に使われるテープの種類
     3-1. 布テープ
     3-2. OPPテープ(透明テープ)
     3-3. クラフトテープ
     3-4. 養生テープ
     3-5. ガムテープ
     3-6. マスキングテープ
  4. テープの選び方と用途別おすすめ
  5. テープを使った梱包のコツ
  6. テープに関するよくある質問Q&A
  7. まとめ
  8. サービス案内

1. はじめに

引越しの際、荷物を安全に運ぶためには「梱包」がとても重要です。その梱包作業で欠かせないのが「テープ」。テープの種類や使い方によって、梱包の強度や運搬時の安全性が大きく変わります。しかし、テープにはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷う方も多いはず。本記事では、引越し梱包に使われるテープの種類と特徴、選び方、使い方のコツまで、わかりやすく詳しく解説します。


2. 引越し梱包でテープが重要な理由

引越しでは、ダンボールや家具、家電など多種多様な荷物を運びます。これらを安全に運ぶためには、しっかりと封をし、荷物が崩れたり破損したりしないようにする必要があります。テープは以下のような役割を果たします。

  • ダンボールの封をしっかり固定する
  • 荷物の中身が飛び出さないようにする
  • 重いものや壊れやすいものを補強する
  • 家具や家電の保護・養生
  • 荷物の識別や分類(色付きテープやラベル代わり)

テープが適切でないと、運搬中にダンボールが開いてしまったり、家具が傷ついたりするリスクが高まります。だからこそ、テープ選びは引越し成功のカギなのです。


3. 引越し梱包に使われるテープの種類

引越しでよく使われるテープにはいくつか種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。以下で代表的なテープを紹介します。

3-1. 布テープ

特徴

  • ポリエステルや綿などの布を基材にしたテープ
  • 粘着力が非常に強い
  • 手で簡単に切れる
  • 耐久性・耐水性が高い

用途

  • 重いダンボールの封
  • 長距離・長期間の運搬
  • 補強が必要な部分

メリット・デメリット

  • 強度が高く安心感がある
  • 粘着力が強すぎてダンボールが開けにくいこともある
  • 価格がやや高め

3-2. OPPテープ(透明テープ)

特徴

  • ポリプロピレン製の透明なテープ
  • 粘着力はやや弱め
  • 水に強い
  • 見た目がすっきり

用途

  • 軽いダンボールの封
  • 書類や衣類など軽量物の梱包
  • ラベル貼りや仮止め

メリット・デメリット

  • 価格が安い
  • 手で切れないのでハサミやテープカッターが必要
  • 重い荷物には不向き

3-3. クラフトテープ

特徴

  • 紙製で茶色のテープ
  • 粘着力は中程度
  • 手で切れるものと切れないものがある

用途

  • 一般的なダンボールの封
  • 軽中量物の梱包

メリット・デメリット

  • 価格が安く手に入りやすい
  • 水に弱く、湿気で剥がれやすい
  • 強度は布テープに劣る

3-4. 養生テープ

特徴

  • ポリエチレン製で色付き(主に緑や青)
  • 粘着力は弱めで剥がしやすい
  • 跡が残りにくい

用途

  • 家具や床、壁の保護・養生
  • 仮止めやマーキング
  • ダンボールの一時的な封

メリット・デメリット

  • 剥がしやすく、跡が残らない
  • 長期の封や重い荷物には不向き

3-5. ガムテープ

特徴

  • クラフトテープや布テープの総称として使われることが多い
  • 一般的には紙製のクラフトテープを指す

用途

  • ダンボールの封や梱包全般

メリット・デメリット

  • 安価で手に入りやすい
  • 強度や耐水性は種類によって異なる

3-6. マスキングテープ

特徴

  • 紙製で色や柄が豊富
  • 粘着力が弱く、簡単に剥がせる
  • 跡が残りにくい

用途

  • ラベル代わりやマーキング
  • 養生の補助
  • 軽い仮止め

メリット・デメリット

  • 剥がしやすく、跡が残らない
  • 強度が低く、封には不向き

4. テープの選び方と用途別おすすめ

引越し梱包でテープを選ぶ際は、荷物の重さや運搬距離、保管期間などに応じて最適なものを選びましょう。

ダンボールの封には?

  • 重い荷物や長距離輸送:布テープ
  • 一般的な荷物:クラフトテープ
  • 軽い荷物や書類:OPPテープ

家具や家電の保護には?

  • 養生テープがおすすめ。
  • 養生マットや緩衝材と併用し、テープ跡が残らないようにしましょう。

ラベルや分類には?

  • マスキングテープ色付き養生テープを使うと便利です。
  • 油性ペンで内容物や部屋名を書いておくと、荷解きがスムーズになります。

5. テープを使った梱包のコツ

5-1. ダンボールの底は「H貼り」で強化

ダンボールの底は「H」の字になるように、中央と両端をしっかり貼ることで強度が増します。特に重い荷物の場合は、底抜け防止のために必ずH貼りをしましょう。

5-2. テープの重ね貼りで補強

重い物や長距離運搬の場合、テープを重ねて貼ることでさらに強度がアップします。角や端は特に念入りに補強しましょう。

5-3. 家具・家電には養生テープ+緩衝材

家具や家電の角や取っ手部分は傷つきやすいので、緩衝材(プチプチや毛布)で包み、養生テープで仮止めします。養生テープは剥がしやすく跡が残りません。

5-4. ラベルや分類は目立つ場所に

マスキングテープや色付きテープで「キッチン」「本」などと書き、ダンボールの側面や上部に貼っておくと、荷解きの際に迷わず作業できます。

5-5. テープカッターの活用

テープカッターを使うと、作業効率が大幅にアップします。特にOPPテープや布テープは手で切りにくいので、カッターを準備しておきましょう。


6. テープに関するよくある質問Q&A

Q1. テープはどれくらい用意すればいい?

A.
1人暮らしでダンボール20~30箱程度なら、布テープ2~3巻、クラフトテープ2巻程度が目安です。荷物が多い場合や家具・家電の養生もする場合は、養生テープも2巻ほど用意しましょう。

Q2. テープの剥がし跡が心配です。どうすればいい?

A.
家具や家電、床や壁などには必ず養生テープやマスキングテープを使いましょう。これらは剥がしやすく、跡が残りにくいです。

Q3. テープが足りなくなった場合は?

A.
100円ショップやホームセンター、コンビニでも購入できます。ただし、強度や使い勝手は商品によって差があるので注意しましょう。

Q4. テープの保管方法は?

A.
直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管しましょう。長期間放置すると粘着力が低下することがあります。


7. まとめ

引越し梱包において、テープ選びはとても重要です。荷物の重さや種類、運搬距離に応じて布テープ、クラフトテープ、OPPテープ、養生テープ、マスキングテープなどを使い分けることで、荷物を安全に運ぶことができます。また、テープを正しく使うことで作業効率もアップし、引越し後の荷解きもスムーズになります。

テープの種類や使い方をしっかり理解し、快適で安全な引越しを実現しましょう。


8. サービス案内

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