## IHコンロ・IHクッキングヒーターとは
IHは「Induction Heating(電磁誘導加熱)」の略で、電気の力で鍋自体を発熱させる調理器具です。
火を使わず、トッププレートがフラットなため、見た目もスタイリッシュで人気が高まっています。
## 種類
– **ビルトインタイプ**
システムキッチンと一体化し、見た目がスマート。
主に3口タイプが多く、グリル付きなど多機能モデルも豊富です。天板幅は60cmと75cmが主流です。
– **据え置きタイプ**
既存のコンロスペースに設置するタイプ。
2口が主流で、グリル付き・無しを選べます。導入が簡単ですが、天板との隙間にゴミがたまりやすい点も。
– **卓上タイプ**
持ち運び可能な小型タイプ。
1口で消費電力は1,000~1,500Wが一般的です。
## メリット
– **安全性が高い**
火を使わないため火災リスクが低く、小さなお子様や高齢者世帯にも安心です。
– **掃除が簡単**
フラットなガラストップで、サッと拭くだけ。
五徳やバーナーの分解掃除が不要です。
– **熱効率が高い**
熱効率は約90%と高く、エネルギーを無駄なく使えます。
– **部屋が暑くなりにくい**
調理時に部屋の温度が上がりにくく、夏場も快適です。
## デメリット
– **IH対応調理器具が必要**
鉄やステンレスなど磁性のある鍋しか使えず、土鍋や耐熱ガラスは基本的に不可です。
– **火力の感覚がつかみにくい**
炎が見えないため、火加減の調整に慣れが必要です。 鍋底が焦げやすいことも。
– **停電時に使えない**
電気が止まると使用不可。
災害時はカセットコンロの備えがあると安心です。
– **鍋振りや直火調理が難しい**
フライパンを持ち上げて調理すると加熱が止まるため、中華鍋のような鍋振り調理には不向きです。
– **やけどリスク**
加熱中かどうかが見た目で分かりにくく、うっかり触ってやけどすることも。
## IHコンロが向いている人
– 小さなお子様や高齢者がいる家庭
– 掃除の手間を減らしたい方
– 火災リスクを減らしたい方
– 夏場のキッチンの暑さが気になる方
## まとめ
IHコンロ・IHクッキングヒーター付き物件は、安全性や掃除のしやすさ、快適性が魅力です。
一方で、調理器具の制限や火加減の慣れ、停電時の対応など注意点もあります。
ライフスタイルや調理スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
引越しや住み替えの際は、IHコンロの特徴を理解し、ご自身に合った物件選びをおすすめします。
引越しのご相談は「いまだ運送」までお気軽にどうぞ。
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