引越し初日の「洗濯機排水トラブル」を発見!― 尼崎から寝屋川への移動で気づいた建物の傾きと、新生活への配慮 ―

公開日: 2025年12月某日 / カテゴリ: 引越し現場, 家電設置, トラブル対応

「おはようございます。いまだ運送です。」

この一言から今日の仕事が始まりました。朝の尼崎はまだ少し空気が冷たく、軽トラックのエンジン音が静かな住宅街に響く中、今回のご依頼主さまとご対面。行き先は寝屋川市。単身のお引っ越しですが、家具や家電はしっかりそろっていて、荷物の量も軽トラ満載コースといった感じ。いつものように「積めるだけ積む」といういまだ運送ならではのスタイルで丁寧に積み込みをさせていただきました。

出発前、お客様と何気ない会話を交わす時間というのは、いつも少しだけ心が温まる瞬間でもあります。「新しいところ、ちょっと緊張しますね」「いやぁ、楽しみ半分、不安半分です」そんな言葉のやり取りをしながら、今日も安全運転で軽トラックはゆっくりと尼崎を離れていきました。


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■寝屋川市の新居に到着。ここからが本番

新居に到着すると、お客様はすでに「どんな部屋になっていくのか」とワクワクした様子。引越し作業というのは荷物を運ぶだけではなく、その人の“新しい生活のスタートラインを整える仕事”でもあるため、こちらも自然と気持ちが引き締まります。

荷物の搬入を終え、続いて家電の設置。今回は洗濯機の取り付けもご依頼をいただいていましたので、いつもの手順でホースを接続し、給水・排水の確認へ。

ところが、です。

洗濯機を動かして排水テストを行った瞬間、排水口から水が逆流し、みるみるあふれ出すではありませんか。水が洗面所の床に広がり、僕は即座に排水を止め、雑巾で応急処置。

「え……?」というお客様の驚きの声とともに、状況を冷静に確認していきます。

■脱衣所の床が“わずかに傾いている”と気づく

排水トラブルの原因を確かめるため、洗濯パン・排水口・床の状態を細かくチェックしていきました。すると、脱衣所の床が目で見て分かるほどではないものの、微妙に傾いていることに気付きました。

傾きの影響で排水がスムーズに流れず、一定の量を超えた瞬間に逆流現象が起きたと考えられます。

もちろん、これは“設置の問題”ではなく、“建物の状態”によるもの。その点を誤解のないよう、丁寧にお客様へ説明させていただきました。

「洗濯機は正常なんですけど、脱衣所の床が少し傾いていて、水が流れにくい状態になっていますね。排水設備に問題がある場合は、管理会社や大家さんへの相談が必要だと思います。」

お客様は「えっ、そんなことになってるなんて知らなかった……」と驚かれていましたが、すぐに状況を理解され、「教えてくれて助かりました」と言ってくださりました。

こういった小さなトラブルに気づくのも、いまだ運送が毎日の現場で培ってきた経験のおかげだと感じます。

■新生活のスタートでつまずかないために

引越しというのは、新しい生活が始まる楽しみと同時に、住んでみて初めて分かる問題に出会うこともあります。今回のように、「入居初日なのに洗濯ができない」という状況はお客様にとって大きな不安になります。

だからこそ、引越し業者としてできる限りの情報提供は欠かせません。いまだ運送では、設置した家電に異常があればしっかりお伝えし、必要な場合は管理会社への相談を促すようにしています。お客様の生活が困らないように、小さなことでも気づいたら伝える。これは、大手ではできない“軽トラック個人事業者ならではの距離感”だと感じています。

■大家さんと話がうまく進むことを願いながら

作業完了後、お客様はすぐに大家さんへ相談するとのことでした。入居直後だからこそ対応してもらえる可能性が高いはずですし、できるだけ早く環境が整い、気持ちよく新生活がスタートできるよう願うばかりです。

引越しは荷物を運んだら終わり……ではありません。「これから暮らす場所が、ちゃんと生活できる状態か」そこまで寄り添うことが、いまだ運送の仕事の一部だと考えています。

今回もご依頼いただいたお客様の人生の節目に立ち会えたことに感謝しながら、最後にいつもの一言をお伝えしました。

「本日はご利用ありがとうございました。」

■いまだ運送は、これからも“見えないところまで”丁寧に

今後も、ただ荷物を運ぶだけではなく、お客様が安心して生活を始められるようにサポートし続けます。

尼崎から寝屋川まで、長距離の引越しでも、近距離の引越しでも、軽トラックに積めるだけ積むスタイルと、代表自らの誠実な対応で、皆さまの新生活をしっかり支えていきます。

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