豊能町での小さな旅と、つながりの温かさ ― お寺から福祉施設への引越しと、リピーター様の信頼 ―

公開日: 2025年12月某日 / カテゴリ: 引越し現場, 豊能町, リピーター

こんにちは。いまだ運送です。

この挨拶を交わすたびに、今日もまた一つ、新しいご縁に出会えるのだと思うと不思議と背筋が伸びます。今回のご依頼は、豊能郡豊能町内でのお引越し。出発地も到着地も同じ豊能町。距離は決して長くありませんが、お荷物を運ぶという行為に込められた背景や想いにふれるたび、引越しとは“移動”以上の意味を持つものだと気づかされます。

今回のお客様は、以前にもご依頼くださったリピートの方でした。「またいまださんにお願いしたいと思って」と言っていただける瞬間は、本当に胸にしみます。リピートという言葉の裏には、「安心して任せられた」「誠実にやってくれた」という評価が含まれているからです。引越しの仕事を続けてきて良かった、と何度でも思わせてくれます。


目次

■豊能町の静けさと、お寺から福祉施設への移動

今回のお引越しは、ご実家のお寺から、福祉施設への移動でした。お寺という場所は、ご家族にとっても長く親しみ、思い出の詰まった場所であることが多いです。境内に流れる空気はどこかゆったりしていて、搬出作業をしながらも自然と心が整っていくようでした。

お寺から運び出す荷物は、家具や生活用品だけでなく、“これまでの暮らしそのもの”。それを福祉施設へつなぐという作業は、単なる運搬作業以上の重みがあります。

「無事に新しい環境で過ごせますように」

そんな気持ちを込めながら、一つ一つの荷物を丁寧に扱いました。

■いまだ運送ならではの柔軟なサポート ― カーテンまで取り付けます

今回の作業では、家具の運搬に加えてカーテンの取り付けも行わせていただきました。

いまだ運送は大きな会社ではありません。軽トラック1台、代表である私がすべて対応するスタイルです。だからこそ、いわゆる「引越しサービス」の枠にとらわれず、「困っていることがあればどうにかしたい」という想いで柔軟に動くことができます。

引越し先の部屋にカーテンがつくだけで、空間は一気に“住まい”になります。「これで今夜から安心して過ごせますね」とお声がけすると、お客様もほっとした表情に。あの瞬間は、いつも心が温かくなります。

■小さな町の引越しでも、手間は惜しまない

豊能町内の移動は、たとえ距離が短くても作業内容は変わりません。搬出・搬入の動線確認、ぶつけないような慎重な運び方、家具の養生。どの現場でも同じように丁寧に行います。

特に今回のように、施設内への搬入はルールが細かく決められていることもあります。スタッフの方々と相談しながら、安全に迷惑をかけないように進めていく必要があります。

短距離だからこそ「すぐ終わるだろう」と思われがちですが、引越しのクオリティは距離とは無関係。むしろ近距離の方が作業スピードが求められる分、時間配分の読みや調整力が大切になります。

■リピートのお客様との関係は、仕事以上のつながりへ

「今回は実家のお寺から施設に移るんです。前回良くしてもらったから、またお願いしようと思って」

玄関でそう言われた瞬間、心の中で深く頭を下げました。引越しは、人生の転機に寄り添う仕事です。一度頼んでくださった方が、また節目のときに声をかけてくださる。これは、引越し業者にとって最大級の信頼の証です。

リピートのお客様の多くは、料金の安さ以上に「誰が来るかわかっている安心感」を求めています。大手では担当者が変わることが多いですが、いまだ運送は代表である私が最初から最後まで担当します。

「前も来てくれた人やから安心やわ」

その言葉にどれだけ励まされてきたかわかりません。

■いまだ運送のスタイル

今回の現場も、こうしたいまだ運送のスタイルがそのまま活かされました。

  • 軽トラックに積める分だけのシンプルプラン
  • 段ボールはお客様がご用意(コストダウンのため)
  • スタッフを雇わず、代表がすべて対応
  • 一人で持てない荷物は、お客様と協力して運ぶスタイル
  • LINEや電話で見積もり可能(訪問不要で費用削減)

小さな会社だからこそ柔軟に動ける。そして、お客様の顔を覚え、話した内容も覚え、次も同じ担当が伺う。その積み重ねが「またお願いしたい」と言っていただける理由なのだと思います。

■最後に ― 豊能町でのあたたかい一日を振り返って

お寺の静寂、施設に到着したときの柔らかな空気、お客様のほっとした表情。豊能町の中を軽トラックで走りながら、地域の穏やかさを改めて感じました。

引越しの仕事は体力勝負の面が大きいですが、それ以上に“人の気持ち”を運んでいるという実感があります。

今回もご依頼いただけたことに、心から感謝申し上げます。

「ご利用、ありがとうございました。」

これからも、いまだ運送は一つ一つのお引越しを、丁寧に、大切に運ばせていただきます。

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