~正しいごみ処理のための手順・ルール・料金を詳しく解説~
目次
目次
- はじめに
- 持ち込みごみの基本ルール
2-1. 持ち込みできる人・できない人
2-2. 持ち込み時の本人確認について
2-3. 業者依頼時の注意点
2-4. 特別な事情がある場合の必要書類
2-5. 持ち込み車両に関する注意 - 持ち込み可能なごみ・不可なごみ
3-1. 持ち込み可能なごみ
3-2. 持ち込みできないごみとその理由
3-3. 持ち込みできないごみの処分方法 - ごみ持ち込みの手順
4-1. 清掃工場到着から受付まで
4-2. 計量・受付・ごみの確認
4-3. ごみの搬入・分別・投棄方法
4-4. 支払い・領収書の受け取り - 料金体系
5-1. 家庭ごみの料金
5-2. 事業系ごみの料金
5-3. 動物の死体の処理料金
5-4. 料金算出方法 - 受付日時・問い合わせ先
- まとめ
1. はじめに
島本町では、町民や事業者が自ら清掃工場にごみを持ち込んで処分する「持ち込みごみ」制度を設けています。これは、家庭や事業所で発生したごみを適切に分別・処理し、町の環境美化や衛生管理に寄与するための重要な仕組みです。本ガイドでは、持ち込みごみのルールや手順、料金、注意点を、初めての方にも分かりやすく、具体的に解説します。
2. 持ち込みごみの基本ルール
2-1. 持ち込みできる人・できない人
- 持ち込みできるのは「島本町内で発生したごみ」に限ります。
- 原則として、ごみを発生させた本人、または同居の親族が持ち込む必要があります。
- 依頼して業者が持ち込む場合も、必ず依頼者が同行または同乗してください。
- 依頼者が同行・同乗していない場合や、許可を受けていない事業者による家庭ごみの運搬は法律違反となります。
2-2. 持ち込み時の本人確認について
- 持ち込みの際は、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を提示してください。
- これは、島本町外で発生したごみの不正搬入を防ぐためです。
2-3. 業者依頼時の注意点
- 家の片づけなどを業者に依頼した場合も、必ず依頼者が同行または同乗してください。
- 依頼者が不在の場合は持ち込みを断られます。
2-4. 特別な事情がある場合の必要書類
- 住人がいない家のごみを処分する場合
- 亡くなった場合:死亡診断書の写しなど
- 施設入所の場合:健康保険証の写しなど
- いずれの場合も、持ち込む方の本人確認書類が必要です。
2-5. 持ち込み車両に関する注意
- 1トン車よりも大型のトラックで燃えないごみや大型ごみを持ち込む場合は、事前に清掃工場へ電話予約が必要です(燃えるごみのみの場合は予約不要)。
- ごみ全体が見えない構造の車両(パネルバンなど)での持ち込みは不可です。
3. 持ち込み可能なごみ・不可なごみ
3-1. 持ち込み可能なごみ
- 家庭から出たごみ
- 燃えるごみ
- リサイクル・危険・有害ごみ(分別が必要)
- 不燃ごみ
- 大型ごみ
- 事業活動から出たごみ
- 事業系一般廃棄物(産業廃棄物に該当しないもの)
3-2. 持ち込みできないごみとその理由
下記のものは持ち込みできません。理由とともに記載します。
持ち込み不可のごみ | 理由・処分方法 |
---|---|
産業廃棄物(事業者のごみ) | 法律で処理方法が定められており、専門業者へ依頼が必要 |
建築廃材・DIYで作った燃えないもの | 大型・特殊処理が必要。販売店や専門業者へ |
液体のもの(農薬など) | 有害物質のため、販売店等に相談 |
爆発・発火の恐れがあるもの(中身入りスプレー缶等) | 安全確保のため不可。中身を使い切り、穴を開けてから |
バッテリー・充電池 | 専用回収ボックスを利用(家電量販店等) |
消火器 | 消火器リサイクル推進センターへ |
自動車・バイク・農機具(部品含む) | 専門業者へ |
石・土・砂・竹(竹林から切り出したもの) | 大量・特殊処理が必要なため不可 |
宗教関係のもの(仏壇・神棚等) | 販売店等に相談 |
感染性廃棄物(注射針等) | 医療機関へ返却 |
特殊な設備・家具・楽器(耐火金庫・ピアノ等) | 販売店等に相談 |
自転車 | 無料回収制度を利用 |
家電リサイクル法対象品目 | 指定のリサイクル方法で処分 |
パソコン | 指定のリサイクル方法で処分 |
3-3. 持ち込みできないごみの処分方法
- 家電リサイクル法対象品目(洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫等)
→ 家電リサイクル法対象品目の捨てかた - パソコン
→ パソコンの処分方法 - 自転車
→ 自転車の無料回収 - バッテリー・充電池
→ JBRC公式サイト - 消火器
→ 消火器リサイクル推進センター
4. ごみ持ち込みの手順
4-1. 清掃工場到着から受付まで
- 清掃工場に到着したら、車を入口右手前方のトラックスケール(計量器)に進めてください。
- 緑色の鉄板の上で停車し、乗車したままお待ちください。
4-2. 計量・受付・ごみの確認
- 係員が来て「持込ごみ届出書」に記入します。
- 持ち込み者の本人確認(マイナンバーカードや免許証など)を行います。
- ごみの内容を確認します(トランク等を開ける場合あり)。
- ごみを積載した状態で車両の重さを量ります(同乗者も乗車したまま)。
- 計量後、係員の指示に従い場内へ進みます。
- 分別が不十分な場合はこの時点で持ち込み不可となります。
4-3. ごみの搬入・分別・投棄方法
- 待機場所で係員の指示を待つ
- 燃えるごみは「可燃ごみ」投入口へ
- それ以外は「粗大ごみ」エリアへ案内されます
- ごみをおろす際の注意
- 係員は手伝いません(事故防止のため)
- ごみ以外のものを誤って投げ入れないよう注意
- 燃えるごみをおろした後、「粗大ごみ」へ進みます(燃えるごみのみの場合は計量へ戻る)
4-4. 支払い・領収書の受け取り
- すべてのごみをおろしたら、再度トラックスケールに乗り、車両のみの重さを量ります。
- 受付で料金を支払い、領収書を受け取ります(できるだけおつりのないようご協力を)。
- 支払い完了後、退出してください。
5. 料金体系
5-1. 家庭ごみの料金
- 10キログラムにつき100円
※10kg未満は四捨五入
5-2. 事業系ごみの料金
- 10キログラムにつき150円
※10kg未満は四捨五入
5-3. 動物の死体の処理料金
- 1頭につき1,000円(種類・大きさ問わず)
- 野良犬・野良猫など飼い主のいない動物の死体は無料
5-4. 料金算出方法
- 持ち込み時の重量(車両+ごみ)-退場時の重量(車両のみ)=ごみの重量
- 10kg単位で計算(10kg未満は四捨五入)
6. 受付日時・問い合わせ先
- 受付日:月曜日~金曜日(祝日も可)
- 受付時間:午前9時~正午、午後0時45分~4時
- 休業日:年末年始・土曜日・日曜日
- 問い合わせ先:島本町清掃工場
電話:075-961-7776
7. まとめ
島本町清掃工場へのごみ持ち込みは、正しい分別とルールの遵守が不可欠です。
持ち込みできるのは「島本町内で発生したごみ」に限られ、本人確認や分別の徹底が求められます。
持ち込み不可のごみは、専門業者や指定回収制度を利用してください。
持ち込みの流れは、到着→計量・受付→ごみの搬入→再計量→料金支払いとシンプルですが、各段階での注意点を守ることが大切です。
料金は10kg単位で計算され、家庭ごみ・事業ごみ・動物の死体で異なります。
町の環境美化・衛生のため、ルールを守ったごみの持ち込みにご協力ください。
分別方法や持ち込み不可ごみの詳細は、島本町公式ホームページや清掃工場(TEL: 075-961-7776)までお気軽にお問い合わせください。
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